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GRUPO VEM SAMBAR em Roppongi SPIRAL Sábado, Novembro 06, 2004

エルメート終演後、六本木へ移動。Spiralというクラブでブラジル人主催によるイベントが開催。このクラブでは数ヶ月に一度、ブラジル人主催によるイベントが開催されている。前回はSchincariolの日本上陸を記念したセルヴェージャ飲み放題のフェスタだった。今回は「NIGHT GIRLS」と題した、女の子は入場無料という逆差別的なイベントだ(笑)。
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このクラブは3つのフロアに分かれており、今回はメインフロアでHIP-HOPが、地下のフロアはトランス(笑)、そしてもう一つのフロアはパゴーヂのステージがセッティングされている状態で閉ざされていた。
入場者は我々のグループの他はほぼブラジル人。しかもNikkeiティーンが多い。神奈川や埼玉、群馬辺りから遊びに来ているのだろうか。ちなみに今日のイベントは長野の諏訪にあるHIPNOSE CAFEというディスコが主催している。KELLY KEYHARMONIA DO SAMBAの長野公演の会場となったことで有名な店だ。
24時を廻ったあたりから急に込み始める。メインフロアのDJもHIP-HOPからハウス、そしてムジカ・ナシオナルのヒット曲をプレイ。LS JACKからCPM22、CHARLIE BROWN JRあたりのナンバーで強力に盛り上がる。面白いのは曲が変わるごとにフロアへの出入りが激しくなる。好き嫌いがハッキリしていて、気に入らない曲がかかるとすぐにバー・フロアに飲みに出るようだ(笑)。逆にヒット・チャート上位の曲がかかるとメイン・フロアになだれ込み飛び跳ねている(笑)。
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こんな感じで盛り上がっています。一緒に行った人が「ブラジルのデパートのにおいがする。」と言っていました(笑)。


26時30分を過ぎた頃、パゴーヂのステージがセッティングされたフロアが開放される。DJはファラマンサやハスタペのフォホーを廻す。すぐにペアになりステップを踏むカップルが数組。日本人同士だとこうはいかない。照れてしまうか、サルサみたいにアクロバティックな技の見せ合いになってしまいがち。自然体なのがうらやましい。

やがてバンド・メンバーがステージに上がり、本日のメイン・アクトであるパゴーヂの演奏が始まった。GRUPO VEM SAMBARという名のグループだ。もちろんプロのミュージシャンでは無く、Dekassegiの仲間達が集まって結成したようで、昼間は工場などで働いているのだろう。演奏は正直技術力に欠け、かなりたどたどしいものの、その素人ぽさと、客席の一緒になって歌い踊るブラジレイロ達に励まされながら温かみのあるステージを披露した。
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変に音楽的知識や、肥えた耳を持ってしまうと、なかなかこういった演奏で楽しむことは困難になるのかも知れないが、(あくまでも音楽的には素人の)彼らが日本に来て恐らく数年、ある程度生活にゆとりが持てるようになり、自分達のアイデンティティーの一つであるサンバを演奏するようになり、週末はこうやって自らイベントを企画し、一時的に日常の様々な問題を忘れ楽しんでいる姿をみると、もうすぐブラジル移民100周年を迎えるにあたり、日本政府は、日本国民は、そして一ブラジル音楽ファンの日本人として、在日ブラジル人の存在をどのように捉えているのか、そしてどのようなスタンスを持っているのか、様々な思いが交錯した。
ちょうどエルメート公演の直後、あるブラジル音楽ファンの「ブラジル人が聴くブラジル音楽には興味が無い」という発言を耳にしたので、よけいにそう思ったのかも。

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