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駄文

あるBarで働いているバーテンが、ブラジルの「カシャーサ」、「カイピリーニャ」というお酒の存在を知る。
「ブラジル、流行っているみたいだし、ひとつうちでもカイピリーニャというカクテルをメニューに入れてみるか」となる。
ところがこのバーテン、もともと酒好きでウイスキーとかガンガン飲んでいるタイプなので、カシャーサに砂糖をふんだんに使うことが信じられない。結果的に俺流のレシピとなる。「こっちのほうが美味いぞ。」それを「カイピリーニャ」という名前で販売する。

そこにブラジル好きな日本人やブラジル人達が「カイピリーニャが飲める店があるぞ」と訪店する。
すると...。辛い。辛すぎる。砂糖がホンの少しか入っていないから当然だ。こんな酒はカイピリーニャではない。ブラジル人もガッカリ。
お客さんがやんわりとバーテンに尋ねてみると、「うちは日本人だから日本人が好きなレシピで出している。」との回答。


まあ、バーテンの気持ちも分かる。ガッカリしたお客さんの気持ちも分かる。でももっと残念なのは、この店で初めてカイピリーニャを飲むことになる人達だろう。もしかしたら日本人向けにアレンジされたカイピリーニャを気に入る可能性あるかもしれないが、大勢は「これがカイピリーニャの味なのか...。」と思って、他の店でも二度とカイピリーニャをオーダーしないかもしれない。ブラジルにとってブラジルファンを獲得するチャンスを失う大きな機会損失だ。

このバーテンに望むことは、まず「カイピリーニャって何だ?」と原点に立ち、いろんな店でカイピリーニャを飲み比べ、出来ればブラジルを訪れて本場のカイピリーニャを飲みまくって欲しい。まさに「目から鱗」だろう。ブラジルとは日本での固定概念が通用しない国だから...。

と、アントニオ・カルロス・ジョビンの命日にこんなことを思いました。


*カイピリーニャ○○○○に、バーテンを○○○○に言葉を入れ替えるともっと楽しんで読めます。


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