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10年代、誰がブレイクするのか?(女性シンガー編)

某氏のリクエストを受けて書きます。


気がつけばもう2010年。この間2000年問題でPCがおかしくなると言ってたのに、それからもう10年ですね。早い!
90年代に大ブレイクしたイヴェッチ・サンガロを筆頭に、ゼリア・ドゥンカンやアドリアーナ・カルカニョット、日本でも根強い人気のマリーザ・モンチ等は大御所の域に達していますね。00年代にはアナ・カロリーナとヴァネッサ・ダ・マタ、マリア・ヒタが三つ巴の人気の脇で、アイドルからデビューしたホベルタ・サーやルイザ・ポッシ、逆輸入的にブラジルでもヒットしたベベウ・ジルベルト等々、女性シンガー界は花盛りでしたね。

と言う訳で、2010年の現在、ブラジルで噂になっている今後大ブレイクが予想される女性シンガーを紹介します。


本命1。イザベラ・タヴィアーニ。ブラジルでは第2のアナ・カロリーナの地位を既に確保、FM局によってはチャート首位を獲得。これはあこがれのゼリアを迎えて。

本命2。アナ・カーニャス。既に大箱で歌ってるのに日本ではいまいち盛り上がらいのは何故?


日本でも知られてきたマルー・マガリャエンス。もう一部では話題沸騰、先日リリースした2ndの半数の曲はポルトガル語で歌ってます。まだ17歳、末恐ろしいですね。


ババド・ノヴォから独立したクラウヂア・レイチ。今後はアシェー以外も歌っていくといってましたが、バイーアからブラジルを代表する歌手にステップアップするのか?


英語カヴァーのバールジーニョ・スタイルでブレイクしたダニ・カルロス。いよいよポル語オリジナルで勝負。
これは貼り付けできないのでここから観て下さい。


カントリー・ポップ界からはパウラ・フェルナンデス。容姿とともにテレビにひっぱりだこ。


ブラジリア出身のタニア・マラ。カヴァー曲のセンスが良いです。タニア・マリアと間違えないように!


ナタル出身のマリーナ・エラーリ。ジョン・セカダをゲストに迎え英語で歌ったのは北米進出を視野に入れたからでしょうか?


ここのところ女優業に専念していたマルジョリー・エスチアノ。そろそろ新作の噂も。


米国ではベベウ・ジルベルトを超えたと言われているセウ。ブラジルでもブレイクするか?


これはグループですが女性メインなので。エヴァの時にはパッとしなかったエマニエル、ここでガツンと行って欲しい!!


R&B界も充実、映画『アントニア』に出演していたレイラ・モレーノとシンディ・メンデス。頭一つ抜けたネグラ・リに追いつくか?

と、今が満開となっています!!リアルタイムで聴いときましょう!!

Paulafernandes

obs
これでよろしいでしょうか?>某氏。
自分もこのままではヨーロッパや米国に比べて日本だけが周回遅れとなる危惧をもちましたので。
というか、プロなんだしこれぐらい聴いとけっ!て感じですね。

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Forró do Muído

北東部限定の人気から、そろそろ全国区になりそうな勢いのフォホー・ムイド。



キャッチーな楽曲がたまらない!!フォホー・フォルタレーザ系ですが、ちゃんとザブンバやトライアングルもいます。インフォメーションによるとペ・ヂ・セーハ・モデルナだそう(笑)。
管がアルトだけなのがまた良い味出してます。エヴァもそうですね。


既にCD6枚リリース、なんとOrkutには9万人以上のファンがいます。インタビューはこちらに。

なんかこの2人、見覚えあると思っていたら...
元Simone e Simaraだったんですね!!



このユルさがたまりません!!右手にバヴァリア、左手にはシュハスキーニョを持って、ベタベタになった地面でステップを踏みながら観たいですね!!


Forrodomuido1

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Fantasticoで日本人のパゴーヂ・バンドが紹介される!!

ブラジル人有識者のほとんどが観ているテレビ番組、「Fantastico」で、日本人パゴーヂバンド、Grupo Y-noが紹介されました!!

IPCじゃないですよ。TV Globoです!!なにはともあれ、これは快挙です!!
上智大出身というからCamaci君の後輩達でしょうか?おめでとうございます!!

これが25万アクセス突破したオリジナル曲(ほぼブラジルからのアクセスらしい)


Fantasticoの予告に!!ディカプリオの次です!!

本編は貼れないようなのでこちらから。

いやあ、今後の成長が楽しみです!!

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Pagode do Sertão

昨年後半よりブレイクの兆しを見せているサンパウロ州郊外出身のメンバーで構成されるグルーポ・セレーノ。
まずはこの映像を観て下さい。

なんと!パゴーヂとセルタネージョの完璧な融合です!!

これも凄い!!ゲストはブルーノ&マホーニ!!


パゴーヂも好きだけどセルタネージョも好き。じゃあ一緒にやろう!!という発想が良いです。

あ、ブラジル人ミュージシャンのほとんどは自分がやってるジャンルにプライドを持って演奏してますが、他のジャンルをけなしたりするようなことはありません。この映像を観れば分かります!!

Sereno

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Ivete Sangalo está mesmo!!

Nossa como ela está linda!

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Amo! Pagodão!!

昨年9月とこの年末年始に続けてサルヴァドールに行って一番強く感じたのは、現地でのパゴダォン(パゴーヂ・バイアーノ)の大ブレイクぶりでした。
日本にいるとなかなか情報が入ってこないですが、テクノ・ブレーガやフォホー・モデルナなどに続き、地方発の音楽ムーブメントとしてブラジル全土を席巻する勢いです。

バイーアの音楽というと一般的には「アシェー」というジャンルが知られていると思いますが、一口にアシェーと言ってもいろいろ種類があります。ブロコ・アフロによって演奏されるアフォシェーやサンバへ・ヘギ、シクレッチ・コン・バナナやアザ・ヂ・アギアなどが得意とするフレーボ・バイアーノ、古くはエ・オ・チャンやテーハ・サンバ、アルモニア・ド・サンバ等が盛り上げてきたパゴーヂ・バイアーノ。イヴェッチ・サンガロやクラウヂア・レイチ等はひっくるめて歌うのでアシェー・ポッピと言ってもいいかも。

パゴーヂ・バイアーノは、日本では一部の熱狂的ファン以外からは非常に冷たくあしらわれ、「下品」、「あんなのパゴーヂじゃない」、「バカ」など、今日まで酷い罵声を浴びて来ました。(ちょっと検索すれば、そういった発言がいろいろ出てきます。)
エ・オ・チャンは、一見コミックバンドのように見えますが、その実力は、モントルージャズフェスティバルにも出演した本物。バックメンバーの多くはバイーアのトップ・スタジオ・ミュージシャンから選抜されたそうです。

まあ確かに「パゴーヂ」といえば、一般的にはリオで誕生したサンバの新しい形態を指しますが、古くはムジカ・カイピーラの中にもパゴーヂと呼ばれている種類はあったし、現場を知らない日本人があれこれいうのはナンセンスだと思います。たとえ商業主義だといわれても、バイーアで「パゴーヂ・バイアーノ(バイーアのパゴーヂ)」が定着しているのは間違いありません。(ちなみに自分が9月に行ったパゴーヂ・フェスは有料イベントでしたが35000人も入っていました。)

2000年代に入ると、ピシリコというグループがデビュー、色んな意味でバイーアの音楽シーンを牽引してくるようになりました。色々特徴がありますが、まずは音を聴いてみて下さい。

ピシリコは現在までにCD3枚、DVD1枚リリースしています。ピシリコの成功に触発され、数多くのフォロワーが誕生、活動開始しました。このムーブメントを最近では「パゴダォン」と呼ぶようです。


これは今年のカーニヴァル哨戒戦である現在、大ヒットしているパランゴレーの「ヘボレイション」。(「Axe Bahia 2010」にも収録されましたね。)


先日、カエターノ・ヴェローゾが「ピシリコは好きだよ。彼らは最新形のサンバだ。」と発言したのがブラジルのメディアで大きく報じられました。風見鶏の彼ですが、数年前からパゴダォンのカヴァーを演奏していたのは事実。地元贔屓をおいといても感じるものがあるんでしょうね。


まあ、古くはボサノヴァ、最近ではヒップホップなどが誕生した時もそうだったようですが、誕生したての新しい音楽スタイルは過去の価値観に囚われているとどうしても否定しがちな見解を持ってしまいがちです。ここはウンチク抜きにしてリアルタイムで新しい音楽の誕生と進化を楽しみたいですね。ブラジルは進化し続けている国ですから!

Parangole_muquifest_2009


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